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東京都中央区 晴海中学校パラリンピック選手との交流

東京都中央区 晴海中学校パラリンピック選手との交流

オーストラリア・パラリンピック委員会は12月17日、東京都中央区の晴海中学校でオンライン交流事業を実施しました。中央区がオーストラリアのサザランド市と姉妹都市関係にあることがきっかけとなり、オーストラリア・パラリンピック委員会は東京2020パラリンピック大会期間中、選手村にほど近い晴海中学校の一部を使用することで覚書を締結しています。また、中央区は日豪スポーツ外交AUS+RALLYキャンペーンの参画自治体(フレンズ・オブ・オーストラリア)です。

オンライン交流事業は、12月上旬の神戸市の小学校に続いて2回目で、豪日交流基金を通じてオーストラリア政府外務貿易省の助成を受けています。

オーストラリア・パラリンピック委員会は、中央区の学校を訪問した上で交流事業を行う予定でした。しかし、大会の延期と新型コロナウィルスの影響を受け、今回の交流はオンラインで実現されました。両校の交流に参加したのは、卓球のメリッサ・タッパー選手です。タッパー選手は、2016年のリオ大会にオーストラリア代表として、パラリンピックだけではなく、オリンピックにも出場したオーストラリア唯一の選手です。現在は東京大会に向けてトレーニングに励んでいます。

はじめにタッパー選手は、生まれたときから右手に障がいがあり、うまく動かすことができないことを生徒に説明しました。小さい頃から、右手でできないことがあっても少しづつ練習を重ね、例えば靴ひもを結ぶこと、髪の毛を結ぶこと、なわとびや食べ物をナイフで切ることなど、普通なら両手を使わないとできないようなことも工夫して、左手だけでできるようになったことを話しました。

「私は毎日笑顔を絶やさず、問題が解決するまでやり直し、前進することをやめません。何か難しいことが生じたときは、それに対してどのように対応するかを自分で選択することができる機会です。困難な状況に置かれたとき、どのように対応するかはそれぞれが選択できるのです。」

来年のパラリンピック大会では、金メダルを獲得するという目標をもつタッパー選手はチームの存在についても語ってくれました。

「私を支えてくれるチームメンバーは本当に素晴らしい人たちです。彼らはいつも私の背中を押してくれて、チャレンジし続けるように励ましてくれます。いつでも、できる限りのサポートをしてくれます。素晴らしい人々に囲まれていると人生のすべてが変わります」

生徒からの質疑応答では、日本食が大好きだというタッパー選手に「一番好きな料理は?」と聞かれ、嬉しそうに「お好み焼きが大好き」と答えていました。

最後は生徒全員が、来年のパラリンピック大会でのタッパー選手の活躍を願って、拍手と共に彼女にエールを送りました。

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