カンガルーとワラビーはどう違う?

オーストラリアを代表する動物、カンガルー。ワラビーとよく似ていますが、その違いをご存知ですか?
実は、その違いは簡単。身体の大きさで分けられているんです。カンガルーの仲間で体の大きい種類をカンガルー、中くらいのものをワラルー、小型のものをワラビーと呼び分けています。ちなみに、もっと小さい種類はネズミカンガルーといいます。
カンガルーもワラビーも同じカンガルー科の動物です。
大きめの種をカンガルー、小さめの種がワラビー呼ばれることが多いですが大きさの明確な基準は無いようです。中くらいの○○ワラルーと呼ばれる種も。
この写真はオオカンガルー#オオカンガルー pic.twitter.com/C355FMBbqT— 埼玉県こども動物自然公園【公式】 (@saitamazoo_tw) September 22, 2020
カンガルーはオーストラリアの国章にも採用されており、男子ラグビー代表は「ワラビーズ」、女子ラグビーは「ワラルーズ」という愛称で親しまれています。サッカー日本代表のライバルとして知られるオーストラリアチームの愛称も、「サッカルーズ(Socceroos)」と、カンガルーに因んだ名前になっています。カンガルーはかわいらしいだけでなく、「前にしか進めない」というポジティブな特性があるので、オーストラリアの国民に広く愛されているんですね。
2019年のラグビーワールドカップでは、「ワラビーズ」が小田原市で事前キャンプを実施。オーストラリアのノーザンビーチ市と小田原市が、長年にわたって青少年交流を続けている友好都市であることから誘致が実現しました。小田原市は、オーストラリア政府のスポーツ外交「AUS+RALLY」に参画する公式パートナー「Friends of Australia」です。
Friends of Australiaの埼玉県には、ワラビーに会える場所があります。