オーストラリアの鳥は人間のように笑う?「ワライカワセミ」

オーストラリアの公園や森林で「アハハハハ!」という笑い声が聞こえたら、それは「ワライカワセミ」の鳴き声かもしれません。
ワライカワセミはオーストラリアの東部に広く生息する、世界最大のカワセミです。愉快な響きの鳴き声ですが、実は笑っているのではなく、敵への威嚇。ワライカワセミは縄張り意識が強いので、敵の侵入を仲間に教えようとしているんです。そのユニークな鳴き声は、一度聞いたら忘れられません。
ワライカワセミがそろって鳴いています。皆さんも、こんな時も笑って免疫力を高め、コロナウイルスを打ち負かしましょう!
開園したら園の最奥部にある見晴し広場に来て見てごらん。ワライカワセミの笑い声が高鳴っています「笑い」!! #休園中の動物園水族館 pic.twitter.com/3M5Tn5EIZm— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) April 10, 2020
2000年のシドニーオリンピックではワライカワセミのOlly(オリィ)が、カモノハシのSyd(シド)、ハリモグラのMillie(ミリィ)と一緒に公式マスコットキャラクターとなりました。ふっくらと丸い身体に大きなクチバシが愛らしいワライカワセミは、たくさんの人々に愛されています。
ワライカワセミの英語名は「クッカバラ(Kookaburra)」。これは、オーストラリアの男子ホッケーチームの愛称でもあります。2019年には、茨木市で事前キャンプを実施しました。茨木市は、オーストラリア政府のスポーツ外交「AUS+RALLY」に参画する公式パートナー「Friends of Australia」です。
Friends of Australiaの埼玉県には、ワライカワセミに会える場所があります。