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オーストラリア・ソフトボール代表の3選手、日本リーグで長年活躍

オーストラリア・ソフトボール代表の3選手、日本リーグで長年活躍

13年ぶりにオリンピックで実施されるソフトボール。オーストラリアと日本のチームは世界の頂点を目指す長年のライバルです。一方、東京オリンピックの代表メンバーに選ばれた「オージー・スピリット」の3人が現在、日本リーグのチームに所属しています。その両チームが久々のオリンピック初戦で顔を合わせるのも、何かの巡り合わせでしょう。

主将を務めるステイシー・ポーター選手は、14年間、SGホールディングス(京都市)に在籍しています。強打の内野手で、2004年のアテネ大会銀メダル、2008年の北京大会銅メダルに貢献しました。オリンピックを経験した唯一のメンバーです。

ポーター選手は若いころにペルテス病を発症し、2年間プレーできない時期がありました。痛みを乗り越え、今やオーストラリア代表としてソフトボールの国際試合で最多出場を果たしています。最近父を失ったこともあり、東京大会にかける思いがあります。

「父は一番応援してくれていました。美しくソフトな面も持ち合わせた人で、大好きでした。オリンピックには必ずいたので、東京のスタンドに父がいないのは少し違った感覚があります。それでも一歩進むごとに父が一緒にいてくれると思っています」と、Tokyo 2020のインタビューで語っています。

好きな言葉は「やろう。大好きだから!やらなくちゃいけないからではなくて」と、SGホールディングスの自己紹介に書いています。

「オージー・スピリット」の一行が、大会延期後に海外の選手団として初めて来日した2021年6月1日。大垣ミナモソフトボールクラブ(岐阜県大垣市)のエレン・ロバーツ選手はカメラに向かって、ひと際大きく手を振っていました。

2018年に来日し、簡単な日本語も習得しました。群馬県太田市で事前合宿に励む間もオンラインでメディアのインタビューに日本語で応じ、「コンビニのスイーツ」が好物であることも明かしています。速球が持ち味で、日本の打者を苦しめそうです。合宿中、大垣のチームメートと練習試合で対戦しました。

カーヤ・パーナビ―選手は、ポーター選手と同じSGホールディングスに8年間在籍しています。左投手で、加入した2014年にいきなり67三振を奪い、2018年には98三振を記録。昨年9月には日本での通算500奪三振を達成しています。オリンピックのアジア・オセアニア予選でも5試合のうち3試合に登板し、チームの出場権獲得に大きく貢献しました。

群馬県太田市には2018年以降、毎年訪れ、キャンプを行っています。今回は新型コロナウイルス感染拡大のため、市民との交流は見合わせていますが、選手たちは市の皆様に対して感謝の気持ちを示しています。

「オージー・スピリット」は2008年の北京大会で、日本代表と2回対戦し、ともに1点差で敗れています。両チームは、東京オリンピックの開幕戦(7月21日、福島あづま球場)に登場します。ぜひ、日本でプレーする3人の活躍にもご注目ください。

 

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関連サイト

https://olympics.com/tokyo-2020/en/news/stacey-porter-belief-is-a-powerful-thing

https://www.minamo-ogaki.com/team/player/ellen_roberts/

http://www.sagawa-softball.jp/member/

https://www.wbsc.org/ja/news/kaia-parbaby-reaches-500-ks-milestone-in-japanese-womens-softball-league